|
|
→ 準備編はこちら |
|
|
自分の要望をしっかり伝え、プロの意見を参考に最適な工法、構造、間取りなどを決めていきましょう。最終的な図面が完成するまで何度も施主と業者は打合せすることになります。
工事に入ってからの変更の無いようなるべく時間をかけて図面を完成します。
|
|
本プランが決定したらいよいよ建築を依頼する契約です。家づくりでもっとも重要な儀式で不明な点は些細なことでも曖昧にせずしっかり確認しましょう。契約書には図面や仕様書・見積書などもいっしょに添付されます
|
|
家を建てる際には着工前に安全性の内容を記載した建築確認申請書を役所に提出し認定を受けます。認定後は大幅な仕様変更が難しくなるので要注意です。この頃に工事の流れや
時期を表にまとめた工程表も作製します。
|
|
|
|
敷地の中の家が建つ部分に縄をはり、建物の大きさ、形状配置を確認します。境界杭の位置や敷地境界線と建物との関係をチェックしましょう。このチェックで建物の位置は最終決定されます
|
|
|
|
ここからは工事の流れに沿って施主の最終決定事項を明記していきます。工事内容のチェックは信頼している業者に任せて家の仕様を工事の進行状況によって決定していきます。
契約時には見積もりや図面やさまざまな仕様が決められておりますが、所詮空想にすぎません。家が出来ていく形をみながら最終決定を楽しみながらしていきます。くれぐれも見積書の予算内で楽しんで下さい。 |
|
|
|
|
|
工程表はPDF形式でご覧いただけます。 PDFファイルを開くにはAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない場合は無料ダウンロードサイトより
ダウンロードしてください。 |
|
|
|
建物の基礎となる基礎工事です。基礎工事の時点で給排水などの工事の配管のスリーブが入れられます。上棟の時期も完全に決定されます。期間は二週間位です。地盤調査により地盤の悪い場所はその前に地盤改良工事を行います。
|
|
基礎工事の時には木工事は平行して始められています。基礎が出来てコンクリートの強度が出ている時点で建て方が始まりこの後45日から60日程度大工さんが入ります。だいたいの形はこの時期に決まっていきます。
|
|
屋根の部材は決まっていますので上棟までにサンプルにて色決定します。
|
|
屋根工事の前に水切り・雨押え・谷などの工事をします。その後鼻隠しや最後に雨樋などの工事があります。鼻隠しの色や雨樋の色など全体のバランスを考えて色決めされます。
|
|
基礎工事の時のホールダウンや木工事時の補強金物、仕上げ時の笠木などの工事です。
|
|
タイル下地のモルタルや外部が塗り物時の工事です。又和室のじゅらく壁や珪藻土、基礎の刷毛引きなどを行う工事です。
|
|
外壁には塗り物やサイディング・ガルバニウム鋼板やALCパネルなどさまざまな材料があります。外部のアルミサッシが入ると防水シートなどで廻りを固めて外壁材を貼ります。サイディングなどでは材料を決定、ALCではデザインパネルなどのデザインを決定します。
|
|
木工事が始まると大工さんは最初に外回りからまとめていきます。上棟が終わった時点で部屋の大きさや明るさなどを確認しつつアルミサッシの形状や大きさ、色などの最終決定をします。玄関ドアなどもこの時期に決定します。
|
|
建具がオーダーメイドの場合は大工さんが枠を入れるときまでに決定します。枠付きの既製のドアやクローゼットを取り付ける場合はデザインや色目などを決定します。特に引き戸の場合は床板を張る前に決定する必要があります。
|
|
バルコニーや浴室などの防水を行います。防水にはシート防水・アスファルト防水・FRP防水他さまざまな種類がありますが、部分によって使い分けています。
|
|
木工事が中盤を越えるとタイル下地などの工事を整えてタイル石などの工事に入ります。
|
|
外部が吹付けなどの場合の吹付け塗装や木工事が終了した頃の室内木部などの塗装を行う工事です。外部の色決めは外観のイメージが、がらっと変わりますので決まった色のサンプルで吹き付けてみて感じをつかんで慎重に決めています。
|
|
木工事が終わり、室内の塗装が完了するといよいよ内部の仕上げです。耐火ボードにパテで下地を整えクロス張りやペンキ仕上げや珪藻土などの仕上げです。外部と同時に室内のイメージも色によって随分雰囲気が変わりますので慎重にというより楽しみながら決めていただきたいと思います
|
|
木工事の終盤の頃にオーダーメイドの家具を取り付けていく工事です。家具が取り付いていくと部屋がぐっとよくなります。
|
|
設備の配管のチェックです。流しや洗面・浴室・トイレなどの水廻り配管をします。クロス張りなどの内装工事が終わる前までに衛生器具も最終決定します。
|
|
事前に渡された電気図面に基づきコンセント・スイッチの位置やテレビ・電話・給湯スイッチ・インターホン・メディアコンセント乱配線などのスイッチのチェックです。電燈の位置もこの時点で決定します。電機器具などはクロスが張り終わる時期で結構です。
|
|
雑工事はその字のとおり、その他さまざまな工事です。
上棟して浴室の外部サッシを取り付けた後にユニットバスがセットされることになります。
ユニットバスは受注生産品で2週間ほど作成するのにかかりますので上棟くらいまでには最終決定していた方がよいかと思います。浴室が作りの場合はこのかぎりではありません。
木工事の中盤以後にシステムキッチンをセットしますのでやはり2週間前までには最終決定して下さい。
|
|
電気配線などの後空調工事の配管を行います。内装工事が終了した後、器具つけを行います。
|
|
木工事の床施工時に工事を行います。電気式と温水式に分かれますが、施工時に電気や給排水などの配線配管を行います。
|
|
屋外の雑排水、上下水の接続が終了すると外構工事を行います。門やエントランス・カーポートや造園などの工事です。
|
|
御苦労様でした。
|
簡単に説明してきましたが以上が工事の流れになります。工事が進む上でチェック部分をよい家を作るための水先案内人となる工務店や設計事務所などと打合せを重ねながら決めていくことになります。この工程表はあくまでも一例ですが、家の契約した頃にその家に合わせて工程表が作成されます。多くの場合契約時にすべての材料を決定しているケースが多く初めて家を建てる場合など家が出来てくると最初のイメージと違ったりすることが多いようです。プロでないのですから当然なことだと思います。
よい家をつくりたい。そう願う気持ちはそこに住む人はもちろんですが、作り手も同じです。気に入った満足のいくよい家を工務店と共に作ってみてください。
家を作ることは楽しいことなのです。 |
|
|
|